不眠症

・「夜眠れなくて、次の日がつらい」ということは誰でも経験することです。しかし、この状態が長く続くと、生活に支障をきたします。

・日本人の4人に1人は何らかの睡眠に問題があると言われています。

・不眠には寝つきが悪い(入眠困難)、夜中に目が覚めてなかなか眠れない、ぐっすり寝た感じがしない(熟眠困難)などがあります。

・不眠の原因には、うつ病、不安、飲酒、環境の変化などいろいろな原因が考えられます。

・不眠の治療には、その原因、不眠の内容によって、睡眠導入剤、安定剤、抗うつ薬などを副作用(依存性、記憶障害など)に注意して使用します。

・睡眠時間は人によってさまざまであり、3時間眠れば十分な人もいれば、8時間以上眠らないと十分でないという人もいます。睡眠時間にこだわる必要はありません。

・眠る前はカフェインなどの刺激物を避け、読書、入浴、音楽を聞く、軽い運動などのリラクセーションが有効です。

・規則正しい、食事時間、起床・就床時間、日中は日光を浴びることも大事です。

・昼寝は1時間以内が適当です。

眠る前に深酒をするとかえって深い睡眠を減らし、夜中に目醒める原因となります。

・睡眠導入剤または向精神薬は医師の指示で正しく使用すれば安心です。

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眠れない人